糖尿病内科(生活習慣病)
糖尿病内科(生活習慣病)
「行動変容に伴走する」

生活習慣病(高血圧・脂質異常症・糖尿病・高尿酸血症など)は、その名の通り日々の生活の積み重ねが原因となる疾患です。治療のゴールは、単に薬で数値を下げることではありません。食事・運動・睡眠といった「生活習慣そのものを見直すこと(行動変容)」こそが、将来の重大な病気を防ぐために重要です。
当院では、健康診断の結果や日々の体調変化から「現在の体の状態」を正しく把握し、患者様ご自身が主役となって取り組む健康管理を以下の3つの柱でサポートします。
血液中のコレステロール、血糖、尿酸、肝機能などの成分は、目に見えない体の変化を見える化するために定期的に採血検査を行い、血液成分の変動を確認することで、動脈硬化の進行リスクや合併症の予兆を早期に捉えるだけでなく、医師が投薬をコントロールするための大きな根拠となります。
診察室での測定だけでなく、リラックスした環境での「家庭血圧」などの記録は、普段の体調を知るために非常に重要です。日々の数値を記録していただくことで、一時的な数値の変動に惑わされない、より患者様一人ひとりの生活実態に合ったきめ細やかな治療調整が可能になります。
生活習慣病の管理において何より大切なのは「治療を中断しないこと(継続)」です。当院では、お仕事や家事で忙しい方でも無理なく通院を続けられるよう、病状が安定している患者様には最大60日分を目安とした長期処方に対応しています。通院回数の負担を軽減し、仕事や生活と治療の両立を支援します。
高血圧は、血管に常に強い圧力がかかり続けている状態です。自覚症状はほとんどありませんが、放置すると血管が傷つき、脳卒中や心筋梗塞を引き起こす最大のリスクとなります。健診で指摘された場合、まずは現在の状態を正確に把握することが重要です。
当院では、すぐに薬を始めるのではなく、減塩などの食事指導や運動、睡眠といった生活習慣を見直す「行動変容」からサポートします。また、診察室での測定だけでなく、リラックスした環境での「家庭血圧」の記録を活用し、一時的な数値の変動に惑わされない、患者様一人ひとりの生活実態に合った無理のない血圧コントロールを目指します。
血糖値やHbA1c(過去1〜2ヶ月の血糖の状態を示す数値)が高めと指摘された場合、糖尿病の初期段階(境界型)の可能性があります。インスリンの働きが不十分で血糖値が高い状態が続くと、全身の血管や神経を傷つけ、目・腎臓・神経などに重大な合併症を引き起こします。初期であれば、食事や運動などの生活習慣の改善で数値を正常に近づけることが十分に可能です。当院では、定期的な採血検査で数値を「見える化」し、患者さん一人ひとりのライフスタイルに合わせた無理のない改善目標を一緒に考え、薬に頼りすぎない治療をサポートします。
悪玉(LDL)コレステロールや中性脂肪が高い状態(脂質異常症)が続くと、血液中の脂質のバランスが崩れ、血管の壁にプラーク(塊)ができやすくなります。自覚症状がないため放置されがちですが、動脈硬化を進行させないために早めの対策が大切です。当院では、食事内容の見直しや適度な運動のアドバイスを中心に、必要に応じて内服治療を組み合わせながら数値を改善していきます。定期的な血液検査で成分の変動を確認し、動脈硬化の進行リスクを早期に捉えます。
便潜血検査は、目に見えない微量の血液が便に混じっていないかを調べる検査です。「陽性」となった場合、大腸ポリープや大腸がん、炎症性腸疾患、痔などの可能性があります。「痔だろう」と自己判断せず、必ず大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)による精密検査を受けてください。当院の大腸カメラは、ご希望に応じて鎮静剤を使用し、不快感を軽減した検査が可能です。また、検査中にポリープが見つかった場合、条件が合えばその場で切除(日帰り手術)を行うこともでき、大腸がんの予防につながります。
AST、ALT、γ-GTPなどの肝機能の数値異常は、アルコールの飲みすぎだけでなく、食べすぎや運動不足による「脂肪肝」が原因であることも増えています。また、尿酸値が高い状態を放置すると、ある日突然関節に激痛が走る「痛風発作」が起こることがあります。当院では、血液検査や痛み・被ばくのない腹部エコー(超音波)検査などで内臓の状態を詳しく調べます。生活習慣病とも関わりの深い肝臓や尿酸値の状態をチェックし、食事や運動などの生活習慣の改善による治療を行います。
内臓脂肪型肥満に加えて、高血圧・高血糖・脂質異常が重なった状態がメタボリックシンドロームです。これらが重なると、動脈硬化が急速に進行し、将来の重大な病気のリスクが高まります。当院では、単に数値を下げることだけを目的とせず、体重や腹囲の減少に向けた具体的な食事・運動のアドバイスを行います。患者様ご自身が主役となって取り組む健康管理をサポートし、病気を未然に防ぐ「未病」へのアプローチに力を入れています。
胃部X線(バリウム)検査や便潜血検査で「要精密検査」となった場合、胃炎、胃潰瘍、胃ポリープ、あるいは胃がん・大腸がんなどの疑いがあります。正確な診断のためには、内視鏡検査で粘膜を直接観察する必要があります。当院では、患者さまの不安や負担をできるだけ軽減できるよう、鎮静剤を用いた検査に対応しています。ウトウトと眠っているようなリラックスした状態で検査を受けることができ、「気づいたら終わっていた」という方も多くいらっしゃいます。
心電図や胸部X線(レントゲン)検査で異常を指摘された場合、不整脈や狭心症、心肥大、あるいは肺の病気などが隠れている可能性があります。自覚症状がなくても、放置すると重大な疾患につながる恐れがあります。当院では、より詳しい心電図検査や胸部レントゲン検査などを速やかに行い、緊急性の高い疾患が隠れていないかを診断します。より高度な専門治療が必要と判断した場合は、適切な連携医療機関へスムーズにご紹介いたします。
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